DIY 低圧持続吸引器を作ってみた。

筋ジストロフィーの息子と共に生きる父のブログ
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金魚のブクブクで 低圧持続吸引器

低圧持続吸引

低圧持続吸引とは、本来気管切開をした方や常に唾等の吸引が必要としている方が使用している器機?

だと思う…違ったらごめんなさい。

排痰で困ってた息子、色々と格闘した結果 かなり慣れてきた。

朝、起きた時にネブライザーを使ったり、バイブレーターを使ったり。

寝ている間に溜まった唾や痰を吸引器で吸引する。

うちが普段使ってるのはこれね ↓

これは持続吸引じゃなくて使ったら停めて、使う時にまたスイッチオン。

バイブレーターをした後や、外出の時の唾や痰の処理が困る。

バイブレーターの後は結構 唾がだらだらと出るので起き抜けの時は吸引器を咥えさせてた。

車椅子に乗ってる普段は結構飲み込んで処理してるけど、いざという時にどうしようかと。

この吸引器を持ち運ぶのは大変だし、ずっと電源を入れっぱなしにしてるとモーターに負荷がかかって壊れちゃうよと教えてもらった。

金魚のブクブクで圧は弱いけど持続吸引器が作れると訪看さんが教えてくれた。

喉の奥に入れるものでもないし、十分使えるそうだ。

さっそくAmazonでブクブクを探す。

僕が買ったのはこれ ↓

さっそく、ネットで色々調べながら改造しようと思ったけど、同じものが無い。

とりあえず なんとなくはわかったのでやってみよう。

でっきるかな~♬でっきるかな~♬

コンセント式か迷ったけど乾電池式にした。

持ち運びできた方がいいからだ。

一応、持ち運びの袋もある。↓

裏側部分 ↓

あけるとホースとブクブクがある。

電池入れるとこ。 ↓

単一の乾電池。ちなみに一個でも動く。

コンビニで買ったら500円もした 汗

ドライバーでくりくり~ ↓

ぱっか~~ん

とりあえず引っ張り出してみる。 ↓

右の煙突みたいな突起が排気側。 ↓

左の小さい穴が吸気側。

これを逆にしてやればいいんだけど…

止めてあるビスを二本 これも外す。 ↓

黒い空気が入ったり、抜けたりするとこを外す。 ↓

さらにバラす。 ↓

オレンジの部分をひっくり返したとこ ↓

黒いパッキンを外す。 ↓

よく見ると弁みたいなのが付いてる。 ↓

反対側にも弁みたいなものが付いてる。 ↓

右側に電動ドリルで穴を開ける。 ↓

穴が二つになりました。

反対側はこんな感じ ↓

パッキンを元通りに装着。 ↓

組みなおす場合に吸気側と排気側が反対になるようにつける。

青い丸の部分が本当は左。

今回は右に飛び出るように装着。

あとは元通りに組みなおしていく。

吸引のホースを改造。

炭酸飲料の蓋に電動ドリルで穴を開ける。 ↓

キツキツじゃないと空気が漏れるので注意。

炭酸飲料のボトルの方が固いのでおススメ。

薄いペットボトルだと吸引した時にボトルが陰圧で潰れる。

これはリアルゴールドのペットボトル。

片方はポンプ付属のホース。 ↓

片方は吸引チューブを利用した。

さて、実験♬

固めの痰を想定して冷たいコーンスープを ↓

コップに入れて ↓

なんか理科の実験みたい 笑 ↓

時間はかかるけど、結構どろどろのコーンスープ吸引成功。 ↓

固めの痰には向いてないかな。

次に水道水を実験♬ ↓

じょろろろろろ~♬ ↓

余裕で吸引できる。

1分程度でコップ一杯吸引成功。 ↓

まだまだ改良の余地はあるけど、試しに唾を吸引してみたら

ちゃんと使えました。

ちょっとしたお出かけにも使えるし、簡易的な事なら使えます。

あくまで自作なので当サイトは責任は持てません。

必ずご自身の自己責任でお願いいたします。

クレームなどは一切受けつけていませんのであしからず。

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